全国学力・学習状況調査等の結果によると、日本の子どもたちは、伝えたい内容や自分の考えについて根拠を明確にして書いたり話したりすることや，複数の資料から適切な情報を得てそれらを比較したり関連付けたりすることに課題があることが明らかになっているとされるが、根拠となる資料を探すためには、子ども向けの知識の本に索引があることが必要であると考えられる。しかし、我が国の子どもの知識の本の多くには索引が付与されていない。本研究では、米国の小学校での学習に用いられている科学絵本を対象として、索引の付与率、索引の頁数、用語、主見出し語、副見出し語、所在指示、索引対象などの項目について、詳細に分析し、子どもの科学の知識の絵本の索引の在り方と課題について検討した結果を報告する。

科学絵本の索引の分析と妥当性の検討

第17回情報プロフェッショナルシンポジウム INFOPRO2020Plus - [https://www.infosta.or.jp/symposium-top/](https://www.infosta.or.jp/symposium-top/)

「インフォプロリンピック（INFOPROLYMPIC）　 ～デジタルネイティブな時代に向けたインフォプロの可能性～ 」

【会期】 2020年7月2日（木）〜7月3日（金）